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石と布のハーモニー

期間:2018年6月30日(土)〜7月13日(金)

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中島克洋さんは昭和46年から平成18年まで延岡市消防署に35年間お務めになった消防士でした。小さい頃から工作が好きだった中島さん、平成13年に配属された延岡市消防署「土々呂出張所」で、眠っていた創作の意欲が湧き上がってきました。ある雑誌で手づくりの『トトロ』の人形を見たのです。
「よし、コレだ!」と一念発起、『自然石で創る!』と決めて、五ヶ瀬川・長浜・祝子川・日向のお倉ヶ浜、、、さまざまな川・海に石探しに行きます。
その後、試行錯誤の末、角が取れきれいに丸くなっている「海の石」がベストとわかり、今も月に2回、日向の砂浜に手ごろな石を見つけに行っている中島さん。
これまでの13年間に、延岡市内のたくさんの保育園・幼稚園にトトロくんを寄贈し続けてきました。 「一番遠いところに行ってるトトロはアメリカです」と、優しい笑顔で話してくれました。
どうぞ、自然石と中島さんの創意工夫でできた、さまざまな表情のトトロを楽しんでください。貴方の心に住まわせてあげてくださいね。

中島玖美子さんは、私がいつも「中島先生」と呼んでいる方です。それは、中島さんが、永年延岡市内の合唱指導者として、市民の健康づくりに大きく貢献してしてきた方だからです。特に、日本の受け継がれゆくべき情緒にあふれた童謡や唱歌を大切に歌い続けていらっしゃいます。  その中島先生が、このような手工芸に秀でた方だったとは知らず、今回改めてその作品の数々を拝見して驚いた次第です。  中島さんは、御主人と同じく小さい頃から手工芸が好きだったそうです。 「レース編みはもちろん、高校時代は『フランス刺繍』に夢中になっていました。その後、和紙人形やアートフラワーなど手がけるなか、今から15年ほど前のこと、熊本の美術館で北欧ノルウェイの伝統刺繍『ハーダンガー』の世界を観て以来、その優美さに心を奪われてしまいました。  清楚で飽きることのないハーダンガー刺繍は、布と針とはさみがあれば出来るとてもシンプルな刺繍です。ステッチの組合せによって無数の表情が作り出せる奥の深い刺繍です。この作品展で、ハーダンガー刺繍の魅力を沢山の方々にお届けできますよう……。」

中島玖美子

文章/虎屋店主・上田耕市

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