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安らぎと戒めⅢ(染矢 敏雄 作品展)

期間:2017年12月2日(土)〜12月15日(金)

20171201

2007年11月に母が94歳で逝去した後で法事のために帰省した時、鎮守の神社に関する奇縁があり、翌2008年3月から仏像撮影を始めた。  当初は近くの寺で仁王像(金剛力士像)を撮影していたが、十分にわきまえている道を車で走っていると、何時の間にか道を間違って走ることがあり、そんな時にはその道端などに小祠や古い仏像があった。このような機会を得て仏像を撮影することが多くなったので、所属していた写真クラブの先輩から「染矢さんは仏像に呼ばれている」と言われていた。  友人や写真クラブの作品展などで私の仏像写真を観て頂いた方などから、古い仏像などがあるところを教えて頂くこともあり、撮影を続けていた。 そんな時、所属していた「のべおかロイヤル山岳会」の20周年記念式に展示した仏像写真を引き取りに行った帰途、虎屋の上田社長に挨拶に行き、写真を見せたところ、「この写真作品展をサロンで開いてほしい」と言って頂いた。予想もしない言葉だったので、鄭重にお礼と作品展は開催できない旨を伝えた。
その後、上田社長から電話で重ねて作品展開催を勧めて頂いたので、恥を忍んで2011年11月に作品展を開催させて頂いた。お陰様で多くの方に鑑賞して頂いた。重病を患い、辛い日々を過ごしていた高齢の女性は、「この写真を観ていると慰められる」と言って頂いた。また、全身が傷んでいる為に顔の様子も判然としない木製の立像を遠くから眺めている高齢の女性が、「あの仏様が私を見つめてくれている」と涙を流しているのは、有り難いことだった。
恥を忍んで開催した第1回の作品展は、県内外の山友や私が延岡市単身赴任時にお世話になった方々、虎屋に菓子を求めに来た方々など多くの鑑賞者に恵まれた。開催中は殆ど毎日会場に出向き、色々な方と話す機会を得て、有り難い日々を過ごすことができた。
作品展開催により、私は仏像撮影に対する考えに自信を持つことができた。鑑賞者の一人が「良くぞ埋もれた仏像を世に出してくれた」と言って「廃仏希釈百年」と言う貴重な本を送っていただいた。有り難い。私は今後も、世に知られた高名な仏像ではなく、庶民の中にいる仏像、神像、苔むし、朽ちていく仏像たちを主体とした撮影を続ける。
2014年の第2回作品展に続いて、上田社長のお陰様で今回第3回作品展を開催することができた。有り難い。

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